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高尾の森づくり林班作業地域図こちら

安全に手際よく作業するために、基準となる作業指針を下記の作業ごとに定めました。
クリックすると各項目に移動します。

1..一 般 作 業 安 全 指 針 2.機 械 作 業 安 全 指 針 3.地ごしらえ 4.植樹
5.下刈り 6.間伐 7.歩道整備 8.育苗

1.一 般 作 業 安 全 指 針

 私たちの活動はボランティア。あくまで個人の自発的な意思による参加を前提。いかなる報酬もない反面、誰からも指図されたり、強制されたりすることはない。
だから作業の安全についても、各人が自己責任の原則のうえに立って、危険を避けるための知識や経験を身につけ、事故のない楽しい活動を心がける必要がある。以下に、安全のために守るべき最低限の事項を定めます。

1.1 リーダーの指示に従う
ノコ、ナタ、カマなどの道具を扱うほか、ほかにも参加者がいるため、勝手な個人行動は大変危険。事故を防ぐためには、リーダーの指示に従って行動。

1.2 作業に合った服装を
 長袖、長ズボン着用、裾締りのよい服装を。登山靴又は山林用地下タビ等を着用。滑り止め付き手袋着用。ヘルメットを着用してアゴひもを締める。

1.3 緊急時の備え
 班ごとに安全責任者を決め、救急セットを作業現場に持参。救急病院や自宅などの緊急連絡先をあらかじめ確認。

1.4 保険に全員加入
 下記の東京都社会福祉協議会のボランティア保険に個人で加入することが作業に参加するための条件。保険料年500円、自己負担。(納入事務は会で一括処理。なお、これと同等の保険に加入している者で内容を会に届け出た場合は、免除可。)
保険金等の条件は下記参照。この条件で不足の場合は、個人で上乗せ保険等に加入して下さい。
当日参加会員は、東京都社会福祉協議会の行事保険に加入。(手続きは、毎作業日ごとに会で一括処理。参加費に保険費用相当額を含む)

保険名称 社会福祉法人東京都社会福祉協議会
 ボランティア保険(Bプラン) 社会福祉法人東京都社会福祉協議会
 行事保険(Aプラン)
 保険料 500円 1人当り30円(最低20人)
 死亡保険金 1,863万円 47万円
 後遺障害保険金 最高3,725万円 最高47万円
 ガ入院1日 8,700円 3,000円
 ケガ通院1日 5,600円 2,000円
 身体賠償責任 限度額1事故5億円 限度額1人1億円、1事故2億円
 財物賠償責任 限度額1事故5億円 限度額1,000万円


1.5 道具
 ナタ、カマ、ノコは極力個人で揃え、作業前又は作業後の刃とぎを励行。刃物を持ち歩くときは、必ずカバーをつける。カマは杖の代わりにしない。

1.6 基本動作
 作業地は急傾斜で不整地、転倒に注意。歩行時は転倒に備え、利き手は空けておく。また、前後の人との距離を保つ。斜面を歩くときは、足の裏全体を使って歩く。
斜面での作業は、足場を確保し、不安定な体制を避ける。無理をせず、疲れたら休む。

1.7 一人作業の禁止
 単独作業は行わない。常に2人以上のチームを組んで作業を行う。

1.8 落石に注意
 斜面の上下に重なっての作業禁止。作業時、歩行時に石を落とさないよう注意する。石を落としたら「落石!」と大声で知らせる。

1.9 ハチに注意
 小下沢にはスズメバチが生息しており、刺されると人によってはアレルギー反応によって死亡する事がある。巣に近づいたり刺激したりしないことが第一。夏から秋にかけて被害が多いので、黒い衣服や香水は身に付けない。遭遇した場合、刺された場合等の対処方法を知っておくこと。

1.10 下刈り作業
 熱中症にかからないよう、水分、塩分を多く摂る。カマなどの刃物は大振りしない。往復刈り禁止。
近接作業にならないように、ほかの人と十分間隔を取る。

1.11 間伐作業
 足場などの環境整備、伐倒方向確認、受け口切り、合図、退避等の作業手順を遵守。木を倒すときは笛や大声で合図し、周囲の安全を確認する。伐倒木の樹高の1.5倍以内の距離に入らない。「伐倒方向 よし!」等の指差し確認の励行。
かかり木はロープ、補助具を使って処理。かかり木を放置しない。枝切り、玉切りのときの丸太の移動、落下に注意。

会のモットー

安全第一   目標はノルマではない 急がずあせらず楽しい活動を

――「みどりのボランティア安全手帳」を参考に安全な作業を心がけましょう。――

2.機 械 作 業 安 全 指 針

 森林作業は、手工具を原則として行っているが、技能の向上に伴って、チェーンソーや刈払い機を使用した機械作業を希望する者が増えてきている。機械作業は、作業効率の向上や作業負荷の軽減を図り作業の質を高める上で有効である反面、ひとたび事故が起きれば大きな災害となることが想定される。このため機械作業を行う場合の会のルールとして、機械作業安全指針を定める。

2.1 機械作業の原則
 機械を使用するか否かは本人の自由意志による。機械を使用して作業を行う場合は、機械作業の知識、技能を自ら修得して、特に安全に留意して作業を行うものとする。

2.2 機械作業可能者
 機械を使用して作業ができる者は、下記の要件を満たす者で、本人の申請により機械作業可能者リストに掲上された者とする。リストは、チェーンソーと刈払い機別に作成する。
ア 次のすべての要件を満たす者
 (ア) チェーンソーの場合は「労働安全衛生規則第36条第8号の2の特別教育」、刈払い機の場合は「チェーンソー以外の振動工具取り扱い作業者安全衛生教育」の修了者又は公的機関等が行うこれとほぼ同程度のカリキュラムの教育を終了した者。
(イ) 当会のフィールドで、それぞれの機械ごとに実技実習を受けた者
イ 上記とほぼ同等の技能を有する者として当会が認めた者

2.3 リスト掲上のための申請
 機械作業可能者リストに掲上しようとする者は、下記事項を記載の上、会の事務局に届け出るものとする。
           機械作業の技能習得等の届出
   氏   名
   特別教育等の修了 特別教育等の名称
   教育の実施機関
   修了年月日(修了番号)
   実技経歴
   (当会の実技実習参加日数)
   加入保険


2.4 保険の加入
 機械作業を行う者は全員、下記のスポーツ保険に個人で加入するものとする(加入事務は、会で一括処理)。これと同等の保険に加入している者で、その内容を会に届け出た者は免除可。
なお、実技実習を受けようとする場合も、あらかじめこの保険に加入すること。

 保険名称 財団法人スポーツ安全協会
  スポーツ保険(Cプラン)
  保険料 1,500円
  死亡保険金 2,000万円
  後遺障害保険金 最高3,000万円
  ケガ入院1日 4,000円
  ケガ通院1日 1,500円
  身体賠償責任 限度額1人1億円、1事故5億円
  財物賠償責任 限度額500万円


2.5 安全作業の励行
 機械作業を行う者は、労働安全衛生法を遵守するほか、林材業労災防止協会発行のテキスト「伐木作業者安全衛生必携」、「刈払い機取扱作業者必携」に記載された作業の安全に関する事項、機械の点検整備、歯の目立ての励行等の機械の取扱に関する事項、及び一般的注意事項等を遵守すること。

 

3.地ごしらえ指針

3.1.目的
  樹木の準備作業として、つる類や潅木等を除去して林地を整理し、作業路を整備する。
  地ごしらえの実施に当たっては、現地の自然植生を森林の更新に極力活用することを基本方針として実施する。

3.2.地ごしらえ対象個所の調査
  植樹地域となる人工林内のギャップ個所の下見を行い、境界を明確にするためのテープ張り等を行う。
  対象区域の見取り図を作成して、植樹面積を見積もる。
  区域内の植生を調査し、ケヤキ、カエデなど将来に亘って育成することが重要な広葉樹の幼樹や稚樹には目印をつけ保残する。

3.3.地ごしらえの実施
  地ごしらえの方法は、原則として全刈り筋置きとする。
  潅木の伐根はできるだけ低くそろえ、枝は、適当な長さに切断する。
  枝条等は、10〜20メートル間隔で水平方向へ筋置きする。
  枝条等の巻き立ては、落石防止を兼ねたものとなるように、事前にその位置を設計しておき、潅木の伐根を高くして残したり、杭を打って留めにする。
  巻き立て作業では、先端が二俣した2メートル程度の巻き立て棒をあらかじめ作製しておき、数人で横に並んで、できるだけ幅を狭く、高く巻き立てる。

3.4.作業路の作設
  あらかじめ作設計画を立てておき、作業路作設班を作り、地ごしらえと平行して効率よく作製する。
  急傾斜地では路肩が崩れないよう、土留めとして間伐丸太等を活用する。土留めの丸太が崩れて植樹木に被害を及ぼさないよう、丸太は針葉樹によりしっかり杭打ちをして固定する。

3.5.安全最優先
  常に安全に配慮。 特に落石に注意。 浮石など危険物の排除。
  上下作業の禁止。 刃物の近接作業の禁止。

 

4.植樹指針

4.1.植樹樹種の選択
  植樹樹種は、小下沢の現存自生種又は潜在自然植生とみなされる樹種のなかから、将来高木となり上層林冠を構成する樹種を選択。
  フィールドの広葉樹率が50%に達するまでは原則として広葉樹(落葉高木)。

4.2.苗木
  苗木は自家生産苗木又は購入苗木とする。
  購入苗木は、苗木のルーツに注意。関東地域の地場産のものに限定。
  植付け苗は、1〜2年生の小型苗、規格40〜60センチを標準とする。
  通常は裸苗。石礫地などの条件の悪いところではジフィポット苗を使用。

  試験的にカミネッコンの植樹実験を実施。
  植樹当日までの育木の管理は、特に根を傷めないように乾燥等に注意。

4.3.植樹計画
  植樹密度は、1ha当たり2,000本。方形植え(植樹間隔2.2m)を基本とする。
  樹種ごとの群状植樹方式を採用。1ユニット100u、20本を標準とする。
  なお、樹下植樹の場合は、1ha当たり1,000本程度を今後検討。
  植樹計画は、あらかじめ植樹区域の図面を作成し、図面上で100uごとのパッチワークに区分し、樹種を割り当てて設計する。

4.4.植樹方法
  植樹準備として、植樹設計に基づき植樹位置に樹種名を付けた篠竹を挿して明示。植樹は篠竹の位地に植樹するが、篠竹に付けた樹種名と苗木のラベルの樹脂名が一致した場所に植え付ける。

4.5.植樹の実行(植樹祭の要領)
 @篠竹を抜いて篠竹のあったところに、落ち葉や石を取り除いて深さ3cm程度で根が十分入る埴穴を掘る。
 A植穴に少し土を戻して、苗木を根をできるだけ広げて入れる。
 B土を埋め戻し、根本を足でよく踏みしめ、苗木を安定させる。苗木の周りに土を寄せ、乾燥防止のため落ち葉などで根本をおおう。
 C抜き取った篠竹を苗木の間近にしっかり刺して、その後の下刈りなどの時の目印に。
 D石礫の多いところでは近くから土を取って極力客土を行う。
 Eポット苗の場合は、苗をビニールの鉢から取り出して、自然に腐食する材料でできているジフィーポットに「植え替え、ポットのまま植えつける。

4.6.安全上の注意事項
 現地は、傾斜地で不整地。バランスを崩して転倒しないように。
 不安定な石礫地が多く、落石の危険がある。作業又は歩行時に絶対石を落とさない。上下作業の禁止。
 落石には常に注意。石が落ちたら大きな声で合図。

 

5.下刈り指針

5.1.目的
 植樹木の生育条件である日照を確保するため、草本や潅木、つる類を除去する。
 特につるは、植樹木に巻きつき、頭にかぶり披圧するので重点的に除去。
 植樹木が草から頭を出せば終了。植樹木の生長の具合で異なるが概ね3〜4年程度。
 その後はクズを重点につる切り。以降侵入する木本とは共生を期待して育樹。
 できるだけ人手をかけない、自然淘汰型の広葉樹林の造成を目標とする。

5.2.下刈り方法
 全刈りを採用するが、あまり潔癖に除草しない。省力のため一部筋刈り、坪刈りも可。
 相対照度30%程度では枯損せず、むしろ乾燥防止にプラス効果があることを考慮。

 植樹木に覆い被さるように繁茂する草本類及びつる類は徹底除去。
 クズ密生地では、根系ごとに枯刹するため、薬剤(ラウンドアップ)による注入処理を行う。

5.3.事前確認
 篠竹で明示されていない植樹は、明示する。(枯死した場合も下刈り終了までは篠竹は残置する)
 潅木などから植樹木を見分けられるよう、ラベル、テープ、スプレーで目印をつける。
 事前に作業路の補修を行うことが作業の安全、効率の向上に重要。

5.4.下刈りの実行
 植樹樹種一覧表や配置図で、下刈り実行個所の樹種と植樹位置を確認する。
 広葉樹の幼樹は、まわりの潅木と紛らわしいので、誤伐しないよう特に気をつける。そのためにも下刈りがまは大振りしない。手がま推奨。
 倒れ又は斜上した植樹木は、篠竹を支柱にして起こす。
 乾燥等で上部が枯れても、根は生きていて下部から芽が吹いている場合があるので注意。
 絡まったつるは元を切れば枯死するので、ほどく必要はないが、つるの荷重で引き倒れの恐れがある場合はほどく。

5.5.道具
 手がま、 下刈りがま、地ごしらえがま、なた、剪定ばさみ、
 ラウンドアップ、テープ類、篠竹、作業補修用具
 刈り払い機は、人的体制ができてくれば部分導入を検討する。

5.6.作業計画
 下刈り計画の作成。班ごとの作業地域配分。
 5月:設計、事前準備  6月7月8月:下刈り作業

5.7.注意事項
 植樹ユニットごとの生育本数、枯死状況等をカウント、確認する。

 

6.間伐指針

6.1.目的
 「森林の健全度の向上」と「良質な木材の生産」の両立を目指す。

6.2.間伐方式(改良鋸谷式間伐の採用)
 @10年サイクルを想定した、材積率30%程度(本数率45%)の強めの間伐。
 A伐倒木は原則伐り置き、登山道周辺は修景のため丸太にして整理。
 B巻き枯らし、枝打ちは原則として併用しない。

6.3.間伐木の決定、選木
 @鋸谷式間伐の測定竿等を使って標準地調査を行い、間伐計画表により50uの区域内に残す本数を決定。(保残本数早見表による)

 A選木は、形状比70程度以下(樹高が胸高直径の70倍)の健全木を目印に保残し、それ以外の間伐木にテープ等でマークする。
 B選木の目安となる樹形は次による。
  残す木:幹がまっすぐでバランスがよい木
  伐る木:被害木、幹に欠陥のある木、二又木、根曲がり木、披圧木
  本数調整で優先的に伐る木:あばれ木、上部二又木、曲がり木、細い木

6.4.林内広葉樹等の扱い
 @ケヤキ、イタヤカエデなど、将来高木となる広葉樹とその幼樹は保残し、混交林化を促す。
 A中層のアブラチャン、ヤマツツジなどの潅木類は、作業に支障がない限りできるだけ残す。
 B下層植生の生育を妨げるアオキなどの中層木は、原則として除去する。
 C間伐作業に先行してつる切りを実施する。(つるの繁茂地では、一斉つる切りを最優先する。)

6.5.間伐の実行
 @伐木は、手のこ作業とし、2人1組の組作業とする。(熟練度、林況を考慮して増員)
 A接近作業(倒木の1.5倍の隔離)、上下作業の禁止。
 B伐倒方向は、斜面の横方向及び斜め上下方とし、かかり木が生じないよう伐採順序を考慮。
 C伐倒方向が難しい場合は、伐倒に際しロープとクサビを使用する。
 D伐採の作業手順の確認と合図、退避の励行、ハチなどにに十全の配慮を。
 Eチェーンソーを使用する場合は有資格者に限定とともに、保険加入を義務付け、厳しい自己責任で使用。

6.6.ギャップ個所(つる等の被害を集団的に受けてやぶ状になっている場所)の植樹
 @ギャップ個所、被害木等の形質不良木を伐倒除去すればギャップが生じる個所は、除間伐と地ごしらえを行い、跡地には広葉樹の植樹を行う。(100u以上を植樹の目安とする)
 Aギャップ個所に生育している高木の広葉樹やその幼樹は、地ごしらえの祭に保残する。

間伐後の残存本数早見表

残存木の平均胸高直径(cm)
10〜14
14〜16
16〜18
18〜22
22〜26
26〜30
30〜34
34〜38
38〜44
半径4m円内の残存本数(本)
11
9
7
6
4
3
2.5
2
1

ha当たり残存本数(本)

2,000
1,800
1,400
1,200
800
600
500
400
200

注: 1.半径4mの円内は、約50u。胸高直径30cmの立木が混在する場合は、標準値の面積を100u(半径5.65mの円)とし、残存本数を2倍する。
   2.残存本数は、立木の状況等により±1本の範囲で調整する。

 付:間伐基準と調査方法

 

7.歩道整備指針

7.1.歩道整備の方針
 森林整備の作業に必要な歩道を、常時利用できるよう整備する。
 登山道以外の歩道は、当面作業専用の歩道として管理し、一般の登山者に対し標識等を設置して注意喚起する。

7.2.歩道整備の実行
 
歩道位地及び線形は、森林管理署の旧歩道跡の復元を基本とする。
 新規開設路線は、事前設計の段階で最も合理的な線形を選定して、テープ等で表示する。
 横断個所は、山側への切り込みを優先し、上部からの崩れを考慮して深めに切りこむ。
 盛土の場合は、盛土が崩れないように土留めを行う。なお、桟木で土留めするときは、崩れないように杭等で固定する。
 横道は、路面が平坦になるように均す。急斜面では危険な区域にはロープを張る。
 路線の傾斜が30°以上の場合は、階段を切る。
 歩道の維持補修と刈り払いを励行する。刈り払いは片側1m程度を目安に広めに刈る。
 必要な個所に案内標識、注意標識を設置する。
 歩道整備と維持補修の計画を作成し、各班の受け持ち区域を決める。

7.3.歩道の規格
 歩道の区分ごとに目安となる路線幅の規格を決め、路肩幅を含めて歩道の規格を極力確保する。また、必要に応じて退避すれ違い個所を取る。
 登山道−現路線、幹線道−50cm、支線歩道−40cm、作業路−30cm

7.4.歩道の区分と路線の名称
(1)登山道
  @高尾陣場縦走路−景信山〜堂所山 2,500m
  Aザリクボ登山道−小下沢旧キャンプ場〜景信山 1,500m
  B関場峠縦走路−堂所山〜関場峠 1,000m
  C小下沢林道−小下沢旧キャンプ場〜関場峠 3,000m

(2)幹線歩道
  @上の横道(1号路)−ザリクボ登山道〜小下沢源流歩道 3,500m
  A下の横道(2号路)−ザリクボ登山道〜小下沢林道 1,000m
  Bザリクボ右岸境界歩道(3号路)−
ザリクボ登山道〜旧キャンプ場 500m

   Cザリクボ右岸上の横道(4号路)ザリクボ登山道〜右岸境界歩道
   Dザリクボ右岸下の横道(5号路)ザリクボ登山道〜右岸境界歩道 300m
   E小下沢源流歩道(6号路)−関場峠〜高尾陣場縦走路 1,000m

(3)支線歩道 
  @北景信山歩道(21号路) −上の横道〜景信山 700m
  Aザリクボ中尾根歩道(22号路) ー上の横道〜下の横道 300m
  B逆沢歩道(23号路)−上の横道〜小下沢林道 500m
  C造林小屋の沢歩道(24号路)−上の横道〜造林小屋 300m
  D鉄塔敷歩道(25号路)−上の横道〜高尾陣場縦走路 400m
  E西の歩道(26号路)−小下沢源流歩道〜小下沢歩道 800m

(4)作業路
  植樹地内の作業歩道

 

8.育苗指針

 植栽する広葉樹の苗木は、できるだけ小下沢に自生している在来の樹木から種子を採集して育苗し、使用するよう努力する。
そのために、苗床づくりを行い、育苗管理体制を整備する。
なお、小下沢での種子の採取が困難な場合は、できるだけ近傍の地から採取し、関東圏以外の種子の使用は、遺伝子の混雑を防止する観点から行わない。

8.1.種子の採取
  結実の時期、成熟の時期を判定して種子の採集を行う。
  結実の形態: 堅果(コナラ、ブナ) 球果(ホウノキ) 核果(ヤマザクラ)
           集合果(ヤマハンノキ) 小枝についたまま落枝(ケヤキ)
  種子採取の方法: 落枝、落果採集、種子トラップ、高枝切り、木登り採取

8.2.貯蔵
  水洗法等で精選した後、保冷貯蔵又は土中埋蔵する。

8.3.播種
  新鮮タネを秋に取り播き又は貯蔵種子を春播きする。
  貯蔵種子は低温湿層処理で発芽促進。
  乾燥種子は内発性の胚休眠をするので、温湿条件による前処理で発芽促進。

8.4.育苗、山出し
  秋に取り播き翌春発芽、1年で10〜20cmに生長。
  翌春ポットに床替え、更に1年育苗して、2年生苗40〜50cmで翌春山出し植樹。
  直根性のものは床替え時に根を切りつめ細根の発生を促す。
  生長の良いものは、1年生苗で山出し植樹。なお、山引き苗についても積極的に活用する。

8.5.自家育苗苗木
  会員が自家で育苗した苗木を持ち寄って育苗することを奨励。
  この場合、種子の採取地を明らかにして会に届け出て、決められた植樹地に植樹。